クロダイフライ巻き始め。 2018 Latest fly pattern for Kurodai.

ここんとこ以前の大海原ブログの記事の中から、この辺は今でも役立つかな……と自選した記事をぽいぽい投稿しているんですが、自分でもこんなこと書いたかな? と思うような発見もあったりして、けっこう楽しみながらやってます、な男。saltwater-ffです。こんにちは。
季節もだいぶ進んで、そろそろ海に山に出かけまくりな方もいらっしゃるのではないでしょうか。土日でいい釣りされた方もいるかな。私はなんじゃかんじゃやってまして、釣りには行けませんでしたが、釣りっぽいことをして過ごしました。本格的な釣行は6月に入ってからかなー。まぁぼちぼちやってみます。

というわけで本日はフライタイイングのお話。去年は行けなかったけど、今年は浜名湖のクロダイ釣りも再開する予定なので、土日はそれ関係のフライを久々に巻いたりしたんですが、ちょっとウィードガードの形状を思いついたので早速巻いてみました。フライの世界は広く深いのでどこかの誰かがすでに取り入れている方法かもしれません。まぁ私が思いつくようなアイデアなんで、凡庸なものだと思いますが、これ結構いいかもです。

ウィードガードのモノフィラ(銀鱗10号)をループ状(U字状)にして、適当なところで曲げてクセをつけます。するとモノフィラがX状に勝手に交差するので、その交差部分がちょうどダンベルアイとアイの間にくるようにスレッドで留めるとあら不思議! ループ部分がいい感じにフライの姿勢を斜めにしてくれちゃってます。
まぁ実際はキャスト後に沈んでボトムで必ずこの姿勢になるとは限りませんが、後方から襲ってくるクロダイに対して、この斜め姿勢はフックをうまく隠せるのではないかとワクワクしています(全然ダメかもですが……)。

おっと、今日はこれだけじゃないですよー。

実は先日の土曜日に東京は水道橋にあるカフェ&バー「ベースキャンプ」で毎月1回開催されている「毛ばりカフェ」というイベントにお邪魔して来たんですが、季節的なものか、たまたまなのかは分かりませんが、妙にクロダイ用フライに興味をお持ちの方がいらしたので、ちょっとだけ解説させていただきました。でもってそれをフォローする意味で、私家版クロダイ用フライのカラーチャートを載せておこうかなっと。

まず定番というか実績のあるカラーがこちら↓です。はい、無難な感じですね〜。でもクロダイはこういう地味な色合いが大好きです。フラッシャブーとかキラキラ系は私は入れません。なぜならあんまりいい結果につながってないからです。オーソドックスな系統としては、グリーン系、ブラウン系、ブラック系の3つに分類できます。横浜(横須賀)、内房、浜名湖ではこの3系統だけで十分戦えると思います。

 

次に下↓で紹介するのは試してるけど、ほぼ実績がないカラーです。ただ他の釣法(落とし込みのルアーやポッパー等)ではそれなりに実績も出ているので、今年は積極的に試していきたいと思っています。

昔から釣り人の間ではクロダイは色盲だと伝播されていましたが、近年の分子生物学的な検証結果により色覚を有する可能性が高くなっているそうです。それゆえにクロダイが見つけやすい色、好む(捕食しやすい)色というのもあると私は思います。特に濁りやすい水域(たとえば河口の干潟とか)ではもっと色について考察すべきだと思います。

まぁカラフルなフライって巻いていても楽しいですし、60〜70年代な感じの大胆な色使いのフライで釣れたらUPな気分になりますね。
今日はここまで! それでは、また。