フライDEバスな1DAY。 Bass on Fly, Friend Meeting.

はい、更新できる時間があればどんどん更新しますよーな男、saltwater-ffです。こんにちは。

先日、6/24(日)に開催された『フライDEバスな1DAY』にお邪魔してきたので、その様子をレポートします! 場所は群馬県前橋市にある管理釣り場「宮城アングラーズビレッジ」。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、ここはよくあるトラウト主体の管理釣り場ではなく、ラージマウスバスやライギョ、キャットフィッシュ、ストライプトバスなんかが放流されていて、一風変わった管釣りとして知られています(冬季はトラウトも大量に放流されます)。

そんな宮城アングラーズビレッジと同じ前橋市内に店を構えるプロショップ「カーティスクリーク」の伊井さんの呼びかけで、釣魚画のおなじみ八百板画伯、ロッドビルダーの大ノ木さん、バスバグタイヤーにしてカヌーイストのジョー中山さんらが出展されると聞き、厚かましく押しかけてきました。

↑まずは八百板画伯による立体的フィッシングアートがお出迎え。アメリカにはこの手のインテリアがわりとポピュラーなんですが、日本ではまだまだ知られていなくて残念です。バスフィッシングをはじめとしたゲームフィッシングそのものは、ずいぶんと浸透したと思いますが、こういう所有者のライフスタイルが見えるインテリアがもっと理解されるようになればいいなーと思います。なぜかって? ライフスタイルに溶け込んだそれは、もう文化だと思うからです。

↑こちらはジョー中山さんのバスバグあれこれ。驚異的な仕上がりを見せるパット・コーエン名人に触発されて巻き始めたというだけあって、そのクオリティはグレイトフルデッド!!  マンインザミラー! !  止まれィ、時よ!!!!

まぁ、フツーに超絶すごすぎですね。バスバグを自分で巻いている(巻いたことがある)人ほど、自分の目で見るとおののくと思いますよ。

↑アウトドアディビジョンESTの大ノ木さんのバンブーロッドの試投もできました。渓流用の軽い番手だけにとどまらず、バスのフライフィッシングや北海道のイトウ、果ては南国のジャイアントトレバリーを視野に入れた 変態 他にない独自のロッド美学を追求している感じでした。

私もクアッド(四角断面)のバンブーロッドを振らせていただきましたが、ものすごく力強く、弾丸のようなループがロッド先端から発射されるような印象を受けました。

↑の3点はカーティスクリークさんの出品です。フライの雑誌・第114号にも載っていた往年のフライルアーの展示や、伊井さんお手製のポッパーなんかがあって興味深く拝見しました。

またバス&ギル用のポッパーも販売されていて、買ってすぐ目の前の池で使っていたお客さんもいたようです。こういうのは管理釣り場ならではですね。

大ノ木さん製作のバンブーロッドを試投中の様子。俺も俺も!と、みんなでワイワイやりながらが楽しいんですよね。愛好者が少ない(?)バス&ギルのフライフィッシングだけに、話題も必然的にディープなものになっていきます。

↑夕方前、バス達の水面への反応がよくなってきた頃合いを見計らって釣りを開始するジョー中山さん。日頃から愛用しているフェンウィックのグラスロッドを封印し、カベラスの通販で興味本位で買ったという激安フライロッドを楽しまれていました。こういう余裕、かっこいいですなぁ。

↑こちらは割と本気の八百板画伯。聞くとここしばらくロッドを振る機会に恵まれなかったそうで、そのブランクを払拭するかのごとく、夢中になって楽しまれていました。こういう姿を拝見すると、釣り道具と魚は、我々をいつでも子供に戻してくれる貴重な存在なんだと思います。

 

さてこの『フライDEバスな1DAY』というイベント。次回の開催は未定ですが、たぶん催されるんじゃないかなー、されるといいなーと思います。詳しくは下記リンクのカーティスクリークさんへお願いします。次回はあなたもぜひ!

それではまた。

 

【今回のイベント関連リンク】

カーティスクリーク (伊井さんのお店のHP)

アウトドアディビジョンEST (ビルダー大ノ木さんのHP)

KOJI YAOITA OFFICIAL (八百板浩司画伯の公式HP)

TYING ADDICTION (ジョー中山さんのブログ)

宮城アングラーズビレッジ (群馬県前橋市にある管理釣り場)