ラバーレッグの話。 Oh My Little Rubber.

はい、水曜日ですね。ワールドカップ・ロシア大会が楽しすぎて毎晩寝不足になっている男、saltwater-ffです。こんばんは。コロンビア戦の勝利に続き、セネガル戦も引き分けて、予選最後の相手はポーランド。ポーランドはすでに敗退が決まっているとはいえ、1勝して帰国したいでしょうから、本気でくるに違いないでしょうね。日本はもちろん決勝進出のために全力で挑んでくれると思います。もう、本気と本気のぶつかり合い。今から試合開始のホイッスルが楽しみです。

 

さてさて、本日は色々迷った挙句、書き溜めていたラバーレッグの話です。

私が巻くクロダイ用フライやバスバグにはラバーレッグを使うことが多いんですが、いわゆるフライマテリアルとして販売されているラバーレッグだけじゃ物足りなくて、類似商品を色々買い漁っては試して、ずいぶんいい感じになってきたなーと思います。

ちょっと前までは、バスフィッシングで使うスピナーベイトやラバージグ用のラバースカートを主に流用していたんですが、タイラバ用のスカートの方がより適していると聞いて、都内の釣り具量販店を何軒か回ったら、よさそうなカラーや模様のがあるわあるわ……。

基本的に↑の写真のようにシート状(カット済みですが完全に分離はしていない状態)で販売されているので、カラーや模様は一目瞭然。ルアー系のブランドで、商品ラインナップにタイラバがあれば、だいたい交換&チューン用のラバーもあるはずです。私が行った釣り具量販店ではダイワ、シマノ、がまかつ、ジャッカルといった大手に加え、ガイアというメーカーの品揃えが豊富でした。

価格はまちまちですが、ひとつだいたい300〜500円くらい。フライタイイングに使うなら、最初は色違いで2〜3枚もあれば十分だと思います。

で、↑のラバーは左からシマノのゼブラメッシュ+ゴールドラメ、ヘアラインのシリコンレッグ、がまかつのシリコンスカートです。ラバーレッグの種類が決定的な釣果差に繋がるとは思いませんが、有無は結構関係あるように思います。珍しい色や模様を見つけてしまうと、つい購入してしまうんですよねー。価格的にも手に取りやすいので、使い切れずにどんどん増殖しています(笑)。

それでふと思いついたのが、↑のカニフライ。これまでカニ系のフライはマーキンクラブをはじめ、フェルトボディのやつとか色々巻いてきましたが、もっと簡単に大量生産できるパターンができないか……と思っていたこともあり、早速チャレンジ。これ、ボディは何だと思います?

ヒントは空気が入ってます! そうそう、牛と豚のひき肉をこねてパテにしたら、手の平でパンパンとキャッチボールして空気を抜かないと……って、それハンバーグやないかーい!!  とかいう下りはスルーで、素材はおなじみのバックアップ材です。そう、イワイミノーのボディ素材としてよく知られているアレです。イワイミノーには6㎜か8㎜を使うんですが、これは10㎜のやつです。

元々でかいフローティングミノーやポッパー用に使っていたんですが、バスバグの刈り込みの練習にカミソリで成形してたんですが、たまたま薄くスライスしてみたらなんかいい感じがして、フックをサンドイッチしたら「アラ、いいですね〜」の波が打ち寄せてきて、気がついたら何個か試作しちゃってました。

真似する方はいないと思いますが、自分が忘れた時のためにコツを書いておくと、バックアップ材は可能な限り薄くスライスすること(1㎜を目安にする)。スライスしたら、指でギューって挟んで空気の層を潰すこと(ただし潰しすぎないように注意)。ウエイトはフックシャンクに巻くこと。重さは0.9g(1/30oz)を基本に、何パターンか試すこと。水に入れて着底しないとダメ。底を這わせてみて、時々ふわっと少しだけ浮くのはOK。

というわけで、本日の気分な曲はこちら↓ザ・ダイヤモンズのリトルダーリンでんがなまんがな。

フハフハフハ! いやー、海のフライフィッシングは本当に試行錯誤することが多過ぎて楽しいですね。

それでは、また。