釣りと筋トレのいい関係。 Good Relation Between Fishing and Workout.

いやはや、ちょっと気を抜くと更新が止まってしまっていけませんね!な男、saltwater-ffです。こんにちは。
更新してないのに毎日のぞきに来てくれるそこのあなた。あなたのような方に向けて大海原ブログを書いていますよ、オラオラオラオラ!るあっちゅぅぅ!!(←照れ隠しの表現)
さてさて、そんなこんなで釣り行っても釣れないので、今日も釣りから少し離れた話題でサーセン。まぁなんの話かっていうと、私が最近ハマっている筋トレの話なんですけどね。今年の6月末に、気分転換のつもり半分、ダイエットのつもり半分で始めたウェイトトレーニング。いわゆるトレーニングジムで専用のマシンやダンベルを用いた筋力増強のためのトレーニングなんですが、これが続けてやっているうちに思いの外楽しくて楽しくて、まだ2カ月足らずですが週2回のジム通いが完全にルーティーンになりました。
一説によると中年〜壮年にさしかかったことで、体力の衰え(男性としての自信喪失)に危機感を覚えた男性特有の行動らしいですが、私の場合は極度の肥満ということもあり、自分にあった減量方法がないものかとずっと探していました。そう、無駄に太っていたわけではないんです(笑)。
で、いわゆるウォーキングやジョギングというのが超苦手なので、有酸素運動系をやるなら水泳しかないかなーと思っていました。しかし以前の大海原ブログでもちょこっと書いたんですが、釣竿を持って水辺を歩くのは全然苦じゃないんです。釣り人あるあるなのかもですが、魚を探して歩くのはイヤじゃないんですよね。
で、前置きがちょっと長くなってますが、結局釣りに関係する運動なら続くんじゃないかと思った次第です。それが筋トレとどう関係するのかっちゅーと、まず第一にキャスティングにいい影響が出るのです(たぶん)。

キャスティングというと動作こそ違いますが、ルアーフィッシングでもフライフィッシングでも、はたまたキスの投げ釣りでもコイのぶっ込み釣りでも欠かせない動きです。キャスティング動作におおむね関係する筋肉としては、三角筋(肩を覆う筋肉で肩を自在に動かす)、上腕二頭筋(上腕の前側にある筋肉。ポパイがほうれん草を食べて力こぶを作るのがここ)、上腕三頭筋(上腕の後ろ側にある筋肉で、上腕二頭筋よりも筋肉量が多い。ここがたるむと振袖のようになりがち)の3つが挙げられます。他にも大胸筋や僧帽筋、広背筋、も関係しますが、今回は三角筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋に限った話で進めていくのであしからず。

で、筋肉モリモリに鍛える必要がなくても、筋力がないよりはあった方がいいのは間違いありません。よく「フライキャスティングに力は不要」というキャッチフレーズを唱える謎の一派がいますが、私はそうは思いません。力がなくてもできるキャスト法はあるかもしれませんが、それはキャスティングの可能性やバリエーションを限定的にしてしまうので、できれば力があった方がいいと思います。特に強風下でのキャストを余儀なくされる海のフライフィッシングにおいては、キャストには筋力が必須だと思います。

ここまで書いてきて、じゃ具体的にどんな筋トレがいいんだよ!って思われるかもですが、それは個人差があるので何ともいえません。体格、筋肉量、骨格、体重、性別、年齢等によって負荷は異なって当然ですし、間違った筋トレは体を壊すことにもなりかねません。できればトレーニングジムに入会して、最初のうちだけでいいのでトレーナーについてもらって基礎から始めた方がいいでしょう。

ただそんなジム入会のススメみたいな感じで終わるのもバツが悪いじゃないですか。というわけで、私が教わったキャスティングに関係する筋肉のセルフチェック法をご紹介します。ストレッチにもなるので釣りの前に軽く体をほぐす意味でも覚えておいて損はないですよ。というわけで以下をどうぞー!

1個目は肩甲骨を上下動させてみましょう。セルフチェック時は鏡の前に立って、肩の動きを自分で見ながら行いましょう。肩を上下させる際に背中側にある肩甲骨を意識するとグーです。引き上げで20度、引き下げで10度というのは肩関節の可動範囲=ROM(Range of Motion) を表しています。個人差があるので必ずこの数値通りというわけではないですが、ひとつの目安にするといいと思います。もし痛みを感じた場合は無理せず、痛みを感じずに動かせる範囲から始めましょう。

いわゆる四十肩や五十肩の症状緩和にも効果があるそうなので、毎日お風呂上がりとかに続けてみるといいかもです。

2個目も肩関節のROMですが、今度は前後に動かします。キャスティング動作の多くはロッドを前後に振るため、肩甲骨の曲げ伸ばしがスムーズにいかないとぎこちない動きになりがちです。これも痛みを感じる場合は無理をしない範囲で行いましょう。

3個目は腕を肩の位置で水平に伸ばし、肩関節を大きく前後に動かします。実際にロッドを握っているときは腕やロッドの遠心力が作用するため、2個目の肩甲骨の動きよりも大きくなります。ちなみにこのROMにある「後ろ30度」というのは、ロッドを振りかぶった状態から前に振り下ろす際、力が込められる開始地点でもあります。フライキャスティングの場合はバックキャストからフォワードキャストへ移行する時にパワーゾーンがはじまる起点だと思ってください。

つまり肩関節がこわばるとパワーゾーンが目減りする……んですね。キャー、なにそれこわい!

まぁあくまで一例にすぎませんが、キャスティングに何かしらストレスを抱えている方のヒントになれば幸いです。そして運動不足や加齢で自分の体を思うようにコントロールできてないなーと感じている方、筋トレやりましょう! 私も自分の体のコントロールを取り戻したくて続けています。あ、体型もコントロールしなきゃ(笑)。そして少しでも健康なまま大好きな釣りを続けられると、それは幸せなことだと思うのです。

んじゃ、しばらくぶりにYoutubeに上がってた動画を載っけて今日はおしまいです。私がトレーニング中にヘビロテしてる曲です。Go  ahead  jump!
それでは、また。

↓こっちも嫌いじゃないよ!