The Impossible size! PEAK FISHING’s Hex Stacker Magnum.

再開するって言ったからには、私のような自堕落な人間でも最初のうちくらいは連日更新するわけですよ。3日坊主に終わるかもですが、ストックしてあるネタがある間は極力更新していきたいと思っています。正直けっこうヒマな男、saltwater-ffです。こんにちは。

さて、本日はずっと前から欲しかったけど、なかなか購入できなかったピークフィッシングのヘックススタッカーマグナムについて書いちゃいましょう。

やっと購入できたヘックススタッカーのマグナムサイズ。 これで苦労しがちなロングヘア系フライの完成度がUPするか!?

圧倒的なタイイングセンスと驚愕の完成度で彗星の如く現れたバスバグタイヤー、ご存じパット・コーエン氏が使っていることでも有名なアレです。

まずはその名前。マグナムですよ、マグナム。なんだか分からないけどマグナムという言葉に弱い世代(たぶん1960〜1970年代生まれの方?)って確実に存在すると思います。私の場合はマグナムラパラ。金属リップのシンキングの馬鹿でかいラパラ。まだルアーに重心移動という発想も機構もなかった時代。夜な夜な川の河口やサーフに出かけて行っては、ぶっといナイロンラインでとにかく遠くへぶん投げることしか頭になかったシーバスフィッシングの黎明期。湘南の名店、RISEのホットライン(今でいうとフリーペーパー)とかを貪り読み、ラパラシーバスダービーに応募したり、そんなあの頃にとにかくデカイ=飛ぶというマグナムラパラ。実際はぶん投げる→潜る→かなり潜る→1発で根掛かりという恐怖のルアーでした。あれ?なんの話でしたっけ。

ヘックススタッカーマグナムの大きさについて書こうかと思ったんですが、写真をみていただければ一発でわかるし、その方がいいですよね。というわけでこんな感じです。はい次。

バラすとこんな感じです。単体だとバイクかクルマのパーツのようにも思えますが、フライタイイングツールですからね。バイスを除いた単体のツールとしては最大クラスかもしれません。そして、こんなでかいのに「毛を揃える」という機能しかありません! 大事なことなのでもう一度書きます。「毛を揃える」という機能しかありません! まぁ普通のフライを巻いている方には関係ないスタッカーだと思います。まぁ、大海原ブログを覗きに来ちゃうような方には響くんじゃないでしょうか。しかしいいですか、本当に「毛を揃える」しかできないのにお値段は1個5,000円+税です。塩ビ管で自作しようかと思ったりもしましたが、静電気でうまく揃わないんですよね……。だからといって木製で自作すると大変だし。アルミは磨くのも楽しいので私は購入しました。が、誰にでもおすすめするって訳ではありません。ピークフィッシングのバイスやツールを輸入しているのはウオソウさん、都内だとおなじみのハーミットさんで取り扱っているようです。気になる方はリンク先へどーぞ(クリック広告じゃないです)。

個人的には長年お世話になったヘアタンパー(知ってます?)の出番が少なくなるかな〜。そしてフライの完成度が少しUPしたら嬉しいと思っています。
それでは、また!

どう考えても中身を間違えようがないブリスターパッケージ。なんか硬派です
パッケージ裏には商品説明。ユニークな六角形タイプだからテーブルで転がらねーよ。陽極処理なしの航空機用アルミ使ってるよ。ムースヘアやバックテイルみたいな長くて束ねにくい毛に使うといいよ的なことが書いてあります