うまい人と一緒に釣りをすると自分もうまくなる。 The trick of the fishing improvement.

はい、今週もあっという間に金曜日ですね。せっかくの土日が雨予報でクロダイ&キビレのサイトにも出かけられないなーと思っている男、saltwater-ffです。こんばんは。
昨日は大海原ブログの過去記事を連投しちゃったりで、ヒマなんでしょ!? という声が聞こえてきそうですが、それなりに忙しかったりヒマだったり、いろいろです。まとまった休みを取れるほどヒマだったら、遠征にでも飛んでいきたいですが、残念そうは問屋が卸さないのでした。

さてさて、本日はちょっと前に行ったマザーレイクでのお話。まぁ滋賀県の琵琶湖で何年かぶりにバス釣りしたんですが、その時に一緒にボートに乗っけてくれたモッチーの釣りから学ぶことがたくさんありました。改めて書くと今更感がハンパないですが、やはり釣りが上手い人と一緒に釣りをすると、上達するスピードというか、要点だけをしっかり学んでいけるというか、すごく身になるなぁーと思った次第です。

モッチーとはもう10年以上前から仕事がらみで繋がりがあるんですが、一緒に釣りをしたのはほんの1〜2回くらい。だいたい仕事がらみのなんじゃかんじゃの話をするので、水辺でブレストをしているような感覚に陥ります。でもこういうの嫌いじゃないです(笑)。

モッチーは千葉県在住ですが、4月はどういうわけか琵琶湖周辺にロングステイしていることが多く、今回も彼のロングステイ中に私が相乗りさせてもらったというわけです。

滞在中はほぼ毎日湖上の人になっているため、湖の状況把握やパターンの確立はお手の物。2日間同船させてもらったんですが、彼の釣りは終始ブレずにストロングな釣りをやり通していました。私はといえば、そんな彼のパターンを真似させてもらいつつ、せっかく来たんだし……という、ついやりがちな「いろいろやりすぎてわからなくなる」という状況に陥りかけます……が、ボートの操船はモッチーに主導権があるので、「いろいろやる」のをあくまで邪魔にならない程度に留めて、モッチーと同じことをやり続けた結果、満足いく魚を手にすることができました。

実はモッチーは今年4月のひさの屋さん(琵琶湖の腕っこき達が集う老舗の貸しボート屋さん)の月間大会で並み居る強豪を下して優勝。さらに続く5月大会でも準優勝という、輝かしい成績を残しています。琵琶湖の近所に住んでて毎日釣りをしているわけじゃなく、千葉から遠征して(ロングステイするけど)この結果は本当にすごいと思います。

そしてそんなモッチーの釣りを後ろで観察しながら、自分の釣りにフィードバックできるよう学んでいくというのは、実に有意義な時間でした。釣りがうまくなりたい、と思う人は大勢いらっしゃると思います。ひたすら釣りに行く、魚を釣りまくる、キャストとかを練習する、ということも大切ですが、熟練者の釣りを観察して学ぶというのも同じくらい大切だと思います。一見それが自分の釣りに関係ないように思っても、実は後から大いに参考になることだった……っていうのは、よくありますからね。

ひさの屋さんのボートは和船ですが、琵琶湖の波はほぼ海なので荒れ気味の時は安定感が違います。

この日は業務絡みで緊急の連絡が入るかも? という恐れがあったので、万一に備えて湖上にPCを持ち出しましたが、悪い予感は当たるもの。釣りを中断し一時的に業務に専念するワタクシ。いやー21世紀ですなぁ。

モッチーのおかげでいい釣りさせてもらいました。ありがとう。そして琵琶湖に感謝!

フロリダで釣ったラージマウスも思い出深いけど、この魚も忘れがたい1匹になりました。バスフィッシング、やっぱり最高です!