クロダイって。Kurodai(Japanese black sea bream) awesome.

※この記事は2015年8月31日に書かれたものです。

いやー、8月も今日で終わり!約1年ぶりの大海原ブログ更新ですが、皆様お元気でしょうか? 私は相変わらずジタバタやっとります……な男、saltwater-ffです。こんにちは。

最近は8月31日といっても、夏休みの宿題に追われまくったりするお子さんは少数派なんだそうで、大海原ブログをご覧いただいている全国のお父さんな方々も心安らかに過ごされているのではないでしょうか。ま、安らかじゃなくても気にしないでください。

でもって約1年ぶりとかの更新って、サボりすぎやろ!という声があるのもごもっとも。まー、いいじゃないですか海フライ系のブログも雨後のタケノコのごとくにょきにょき乱立したし、今さら大海原ブログでもないでしょ。クロダイばっかりだし(笑)。悪貨は良貨を駆逐しちゃうので、地下にもぐりんぐなわけであります。そんでもって忘れた頃にひょこっと顔を出すくらいがちょうどいいのかなーなんて思ってます。

というわけで本日はそんな顔出しのタイミングの大海原殴り書きイラストレイテッドでおます。


なんの話かっつーと、クロダイのアタリの話を私なりに分析してみた図でございますよ。クロダイに限らずボーンでもパーミットでも、このへんの話をちゃんとできる人って実は超少ないのです。前はもしかしたら少ないのかな?という感じでしたが、最近では断言できます。超少ないです。説明は省きますが、こういうこと考えて釣りしてる人って極々少数派なんだなーと思う次第です。まぁ、考えなくても釣れちゃったワーイの方が幸せでいいんですけどね。

でー、上のはクロダイのアタリって大きく分けて、勝手にひったくるようなのとガジガジ、ゴンゴン、ガジガジゴンゴンガジガジゴンゴンって連続してアタるのがあります。その差は何か? それは食ってきてるクロダイのサイズの違いだと私は思っとります。
小・中型のクロダイは他のクロダイにエサを取られたくないので食ってすぐに反転します。なのでガツーンとひったくるようなアタリ。逆にでかいクロダイは横取りされる心配がないので、そのまま食い続ける(=アタり続ける)。もちょっと補足すると進行方向に通り抜けながら食う(←けっこう重要なワードです)。
進行方向に通り抜けながらアタるので、アワセは他の魚でやるアワセとは異なります。つーか、普通のアワセだとかなりの確率でスッポ抜けて悔しい思いだけが残ります。
あと、フライの後方60°の範囲から追ってくるとか、横から食うのは少ないとか、そういうワードもお見逃しなく。

でもって下の図は、どーしてクロダイがフライに対して慎重になるのか?とゆー問題についての考察。もちろんニセモノに対する疑いとか、不自然さとか、そもそもフライに対してアグレッシブに食ってこないとかの要素もありますが、それらを踏まえたうえでさらに……なお話しです。
まー、当たり前っちゃ当たり前なんですが、物理的に慎重にならざるを得ないんでしょうね。中層で食うなら猛スピードで泳いできてバクッー!!っていけるんですが、フラットの場合はボトムにフライがあるので猛スピードで食うと衝突しちゃう。なので追尾しながらガジガジ、ゴンゴンとアタるしかできないんじゃないかと思います。

えー、今回これだけかよ!とかいう声は華麗にスルーしちゃいます。だってほら、書くのも書かないのも自由だもの。フリーダムだもの。HNKもぼちぼち行ってます。っていうか私の今シーズンはほぼ終了しました。49.5㎝の自己記録更新できたのはよかったんですが、今年自分なりに課題にしていたことはクリアできず。残念無念ですが、乗り越える壁が大きいほど燃えるってもんです。これ関連はまた落ち着いたら写真と一緒に書き残しておこうと思っているので、気長にお待ちくださいませ。
ではではー、9月後半に南の方へ行ってきます!ロッドなしで!!(号泣)