ピースとピースで幸せサイン。 Who moved Peace of cake?

はい、というわけで6月ですからね。エンジン全開、大宴会な男、saltwater-ffでんがな。

本日はサクッと動画の解説だけ……と思いましたが、次またいつ更新できるか分からないので、いつも通り書き進めたいと思います。

このところ仕事の調べもので図書館を訪れることが多いのですが、少し時間が出来てきたこともあって、自分の釣り関連の活動を徐々に活発に出来つつあります。先日もマゴチ狙いで沖釣りに行ったり(なかなか厳しい結果でしたが……)、クロダイのフライフィッシングの準備をしたり、2年越しになっているレンタルボートの青物チャレンジもやりたいなー。

とはいえガソリンをはじめ、あらゆる物価が高騰している昨今なので、自分のお財布とよーく相談しながら無理のない範囲で楽しんでいこうと思っています。そういや釣り道具の断捨離というか、整理をしようとも思っています。ま、しばらく先になると思いますが。

 

それでは今回、大海原チャンネルにアップしたダブルピースクラブについての解説をば。

皆さんクロダイ用のフライにラバーレッグをよく使うじゃないですか。私も必ずといっていいほど使っていました。付けた効果を体感するほどの経験はしていませんが、海外のパーミットやトリガー用のフライには付いているし、カニを模したパターンには何となく付いていた方が「それっぽい」と思っていました。

ところが一昨年あたりからラバーレッグを嫌うというか、警戒するような動きを見せる個体を何度か目撃していて、何か違和感を与えているのかな?と考えるようになりました。あ、ちなみに浜名湖の話です。浜名湖のフラットで、特に水深が浅くなればなるほど、追尾してきて最後の最後でプイ!と帰っていくクロダイがいるんですよ。

まぁ実際、クロダイにラバーレッグがどう見えているか(影響しているか)は分からないんですけど、ものは試しと思ってエンリコさんとこのEPクラブクローを使って巻いたフライを使ってみたら……、これが明らかに反応がよくなった(と思った)んです。

これはもしや!?と思っていたら、他にもEPクラブクローを使ったフライでいい釣りをしている方がいるという話を聞き、自分でも積極的に使うようになって少しずつ確信に変わっていきました。

エンリコさんやっぱすげぇー(笑)なのですが、EPクラブクローはお値段がちょっとお高いこともあって、いろいろ試したい私にとっては厳しかったので、ヘアラインのマイクロベルベットシェニールを使うようになりました。

従来のシェニールは使っているうちに繊維が抜けていって悲しい姿になる(ドラゴンテールもそうですよね)のですが、ヘアラインのは耐久性があって抜けません。たぶん従来のシェニールとは違う作りなんだと思います。

これでツメが作り放題になったので、すぐ量産体制に入りました(笑)。こういうのって繰り返して作らないと完成度が上がっていかないですからね。コツをつかむまで一気に20本くらい作ってます。

タイイングの時間がなかなか取れない方は、ツメだけを先にたくさん作っておいて、3本くらいずつ巻くのもおすすめです。

シルエットを細長くしてツメを1つにしてみたり、ボディーの途中にツメを出してみたり、ツメに撚りを入れてみたり……あれこれ妄想しつつ巻いてます。浜名湖にいるヤドカリには、ツメがオレンジ色の個体がいるんですよ。なのでオレンジもアリではないかと。知らんけど。

最近はあんまりクロダイの口元の写真を撮らないんですが、一応証拠ってことで(拡大なので粗い画像ですみません)。

↓あ、別バージョンも巻いたので、よかったらどうぞ。なんか新しく巻いた方のが釣れそうな気がします(笑)。

https://youtu.be/BnA-zAjbJwM

変更点はボディーにEPファイバーを使い、ダビングループで取り付けています。シルエットがやや細長くなるので、ツメは前に取り付けるようにしました(後ろだと長くなりすぎるので)。今シーズンはこのバージョンも試してみようと思います。

このところ各地で梅雨入りが発表されていますね。水の災害、事故には十分お気をつけください。

釣りができる平和な世界が一番!It’s piece of cake!

それでは、また。