クロダイのフライフィッシングはなぜこんなに面白いのか。Why so much fun, KURODAI Flyfishig.
はい、というわけで2021年もお盆です。TOKYO2020もようやく終わって次はパラリンピックですか。なんか人流を減らせとか騒がしいですが、つーか、みんなダブスタには辟易しているんじゃないですかなぁと思う男、saltwater-ffです。こんにちは。
ありがたいことに8月はバタバタとしておりまして、釣りにはまったく行けてない(台風直撃!)のですが、そこはそれ。撮りためていた動画編集なんぞをやって凌いでいます。暑すぎてフライ巻く気力もありませんし。
それで例によってクロダイばっかりなんで、ご興味のない方には申し訳ないのですが、それ関連の動画を何本かアップしているので、本日はそのセルフレビューをしつつ、なぜこんなにクロダイFFに夢中になってしまったのか(笑)の理由を考えてみようと思います。ではさっそく。
まず最初は少し前の大海原ブログでも紹介させていただいた「クロダイホットスポット」シリーズの第1回。
6月13日の公開以来、あれよあれよと再生数を伸ばしてもらえた動画です。それまではせいぜい再生数200回くらいだったのですが、一気に1000を超えてしまい、ありがたいことにチャンネル登録していただくきっかけになりました。
あれ、再生数1000って少なくね?と思われた方、ぜんぜんそんなことないですよ。デブのおっさんがブヒブヒ言いながら、どマイナーな釣りをやってる動画なんて1000再生超えられただけで奇跡です!
釣りジャンルの動画とはいえ、男なら誰だっておっぱいやお尻や美脚に惹き付けられてしまうもの。あざといと揶揄されようが、ビジネスとして赤い海原を突き進む以上は成功しなければいけません。ぜんぜん関係ないですが、V Tuberってすごいですね。めちゃくちゃプロフェッショナルな世界。AHOY!
でもって、この1回目はほとんど釣りせずに浜名湖というフィールドのちょっとした解説をやってます。実はそれがよかったのかな〜と思っています。
続く第2回も浜名湖です。第1回は通称「表浜名湖」と呼ばれる最南部エリアでしたが、この回では南西風の風裏になるエリアを紹介しています。
浜名湖はあちこちから風が吹くんですが、夏期に一番多いのは南よりの風で、あまり強くなるとサイトフィッシングができるエリアが限定されます。
この日も午後から結構な南西風が吹いてきて、それまでいた表浜名湖から移動しました。まぁ、結果はちびマゴチ1尾でしたが……。
はい、お次は2019、2020年にちょこちょこ撮っていた動画をつないでみたもので、フィールドは「東京湾」です。
古くから大海原ブログを読んでいただいている方の中には、私が人知れず横浜エリアで、クロダイFFに燃えていたのを覚えてらっしゃるかもしれません。あの頃は釣り場の関係でボートからしか行けなかったのですが、その数年後にあちこちでクロダイやキビレが釣れだしました。
当然ながら岸からアプローチでき、フラットと呼んでも差し支えがない場所でもクロダイの姿が見られるようになってきています。
申し訳ないですが、具体的な地名やフラットまでの詳しいルートをこの場で明かすことはできないのですが、立入禁止や釣り禁止区域ではありません。しかも他の釣り人ともほぼ重複しない場所(と時間帯)で成立するのがクロダイのフライフィッシングです。
ただでさえ釣り場が少なく、かつ釣り人口が多い首都圏において、こういった場所は探せばあちこちにあるのではないかと思います。そういう意味ではクロダイやキビレが泳ぐ河川や水路がある地域への引っ越しもアリだな……と思うようになりました。やっぱり毎日のように釣りしたいですし!
ほい、第4回はまたしても浜名湖! 7月に都合4回行ったので、それを何回かに分けて公開しています。
6月までとは打って変わって、珍しく好釣果に恵まれた回でもあります。
あらためて書きますが、クロダイがフラットに上がってくるのは捕食のためです。エサを食べるためだけなら他にいくらでも方法があるのに、わざわざ危険を冒してまで浅瀬に来て食べるには相応の意味があるからです。
彼らはスマホも時計も、ましてやタイドグラフも持っていませんが、正確に潮位に合った場所で日々捕食を繰り返します。
仮に2時間の捕食タイムがあったとして、ずっと同じペースで食べる個体もいるでしょうし、最初に集中するタイプ、最後にあせって食べるヤツもいるでしょう。いわば捕食に夢中になっている時間帯が確実に存在すると私は思っています。まぁよくいう「時合」ってやつです。詳しくは長くなるので、またの機会にでも。
この回では初めて浜名湖のキビレを釣りました。しかもエイつき(と思われる)。メタリックボディのキビレも最高にカッコよくて大好きです。
そして本日18時にクロダイホットスポットの第5回を公開しました。
今回は(も?)けっこうミスをやらかしていますが、この難解さというか、毎回の答え合わせがどんどん深みにハマっていく要素のひとつだと思います。
また、今回はウィードエリアの釣りを紹介できたのもよかったかな……と思っています。
フラットというと何となく一括りにしがちですが、浜名湖においては実にさまざまなフラットが存在します。それは地形や地質だったり、潮位差だったり、季節的なものだったりしますが、ウィードエリア(というか藻穴)でのフライフィッシングをできるようになると、それまで見えていなかったクロダイが見えるようになるというか、新たなステージに突入というか、新章の開幕というか、俺たちの戦いはこれからだ!的な感じです。はい、いつも通りよくわからないですね。
一応、次の「パート3」で7月の浜名湖の動画はおしまいですので、もうちょっとだけお付き合いいただけると幸いです。
なんか明日から全国的に雨模様みたいで、所によってはかなり雨量が多くなるようなので、皆さまご注意ください。
それでは、また。