何かを新しく始めるのに遅すぎることはない。You can’t stop getting older, but don’t have to get old.

はい、というわけで先日ついに50歳になってしまった男、saltwater-ffです。こんばんは。すでに50歳を過ぎてらっしゃる諸先輩方が言っていた「全然実感ないよ」を身をもって知った感じです。「おっさん」から「おじいさん」へのターニングポイントというか、人生もあとそんなに長くないんだなーとか、まるで他人事のように思ってしまっています。

 

この大海原ブログも(途中かなり更新をサボっていた時期があったにせよ)2004年から書いているので、ある意味で私の釣り人生の記録といえるのかなぁ……とか感慨にふけったり。大半がバカなことを書き殴ってきているので、読み返すのはちょっと怖い気もします(笑)。

 

まぁ50歳と言っても、いきなり老け込むわけじゃないですから、今年はちょっと新しいことにも挑戦してみようと思っています。まぁ、すでにやってらっしゃる方からすれば、何を今さらってことだし、もったいぶるようなことでもないのでさらっと書いちゃいますが、今年からレンタルボートを利用した海フライをやってみようかなーと。

内水面では房総リザーバーや琵琶湖なんかでボートを借りて釣りに出ているんで、ひと通りは理解できているつもりですが、海となるとやっぱり少し慎重になるというか、やっぱり命に関わりますからね。

 

ネット検索するとすぐにわかりますが、東京湾のあちこちには釣り用ボートのレンタルをやっているボート店があり、そのうち何軒かは船外機付きのボートも貸し出しています。釣行可能エリアはボート店によって差がありますが、大きく分けて千葉県の内房エリア、神奈川県の三浦エリアに多く、春〜秋の間はそれなりにフライフィッシングの対象魚に出会えそうな感じがしています。

昨年は浜名湖でもソロ釣行を何度か繰り返し、操船やポイント探しの楽しさ(と同時に難しさ)を知りました。東京湾では船から下りてフラットを歩くことはないと思いますが、ボートからしかできないメソッドや、岸からでは届かない沖の岩礁帯なんかを探ってみたら、きっと楽しいんじゃないかと思うわけです。

 

もちろんガイドボートの釣りは楽しいですし、信頼できるキャプテンとの釣りは学ばせてもらうことが多く、効率的な時間の使い方としても有意義だと思います。そのいっぽうで、自分で魚を探す能力を養うためには手前船頭という選択肢もおもしろいなぁと思った次第です。実際、これまで浜名湖で杉浦さんのガイドをさんざん受けておきながら、ソロで行ったら毎回失敗ばかり。ガイドのすごさを痛感しました。たぶん東京湾で手前船頭をやってもシークロの岡本キャプテンや升田キャプテンのすごさが身に染みてわかると思います。でもね、やってみたいんです。

すでに堤防からのフライフィッシングで人気魚種になっているアジも、ボートでねらうと新たな世界が広がりそうですし、ライトラインで遊べたら最高の相手だと思います。

昨年、SNSでちょこちょこ写真をアップしたstreamartのクラブフライ。クロダイ系のフライとしてだけでなく、ロックフィッシュにも絶対効果的だと思うんですよね。沖のテトラ帯に潜むカサゴがぱくーっ!とか妄想しちゃいます。

 

まぁ、あくまでも安全第一なので最初はおっかなびっくりだと思いますが、経験値が貯まれば、初老でもレベルアップできるかな……。

というわけで50歳からの10年も楽しんでいきたいと思います。
先行きが見えづらい昨今ですが、1日も早く安心して暮らし遊べる日々が訪れますように。皆様くれぐれもご自愛ください。それでは、また。